ホタルノヒカリ

今夜の珍客。かれこれ一時間そこにそうしています。
雨宿りかな。 このごろ 毎晩 顔を見せてくれる、愛い子。
 
ゲンジボタル
 
もうちょっと暑い季節になると、少し体長が小さめのヘイケボタルが顔を出します。
ゲンジとヘイケ、ちょうどうまい具合にできている。
 
 
 
ホタルを見ると、ときどき思い出す出来事がある。
長野・黒姫のホタル。車のライトを消すとあたり一面に広がるホタルのヒカリ。
今もあの光景が記憶に残っている。
 
それから、ラオスの小さなゲストハウスに滞在していたときの出来事。
周辺の田んぼの上にはホタルが舞っており、静かな夜でとても幻想的な風景だった。
 
宿泊客はわたしと旅仲間と二人。
 
庭のベンチで食事をしていると、ホタルが不意に近づいてくる。
オーナーのおじさんはそのホタルを蚊やハエでも叩くように次々にやっつけていく。
あっけにとられてしまった二人。
 
日本ではきれいな川の象徴とされ、各地でホタル祭りが開催されるほど。
ホタルをそんな風に故意に殺したりはしないだろう。
(ちなみに故意にというのは、知らないうちに生態系を壊してしまうことは含まない。)
 
ラオスではホタルは当たり前にいる昆虫のひとつだろうか。
当時、通りすがりの旅人としては、その人がどうしてそうするのか深く知ることはできなかったが、
なんにしろ、カルチャーショックのひとつだったことは間違いない。
 
でもよくよく考えてみて。ホタルの命、蚊の命、どっちが重い?
軽い命なんてほんとはないんだ。
 
それでも私は今夜も雨宿りの蚊と格闘するのだ。
 
 
 
 
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