アメリカの鱒釣り

最近読んだ本について。 
 
『アメリカの鱒釣り』 リチャード・ブローティガン著 藤本和子訳
 
 
わたしの読書タイムは、お昼の休憩、寝る前のひとときと限られていて、
読むペースはあまり速くない。
 
だから、たまの出張時の移動時間はとても楽しみ。
この間の大阪・東京出張とともに旅したのはブローティガンの詩の世界。
 
電車のなか、駅のホームでの待ち時間、
一人笑ってる私は変な人だったことでしょう。止まらなかった。
 
最初は、ひとつひとつ言葉の中にある意味のようなものを
必死に考えていたんだけど、
早々にあきらめた。
そうしたら、ブローティガンの世界に引き込まれた。
 
この本は、吉野川第十堰の近くにある、“お堰”の居候に借りたもの。
まるで、その彼のみる世界を覗き込んだかのような感覚でもあった。
 
一番印象に残ったのは、“永劫通りの鱒釣り”だ。
一度も鱒を釣り上げることができなかったアロンゾ・ヘイゲン氏が最期に
「だが来年は誰か別の者が鱒釣りに行かねばならぬ、わたしではない誰かが」とある。
誰かが誰かに何かを託し、受け継がれていく、歴史の流れみたいなものを感じた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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