文化

父の勧めで(むしろ強制的に・・・)市民劇場の幹事となって、2年が経とうとしています。
 
市民劇場は全国的な演劇鑑賞運動で、会員一人ひとりの手によって支えられています。
二ヶ月に一回の定期公演では、会員は交代で会場運営を担当します。
受付やちらしの配布、公演終了後には交流会を企画したり、
劇団の方と一緒に舞台の搬入・搬出まで。
それはもう演劇鑑賞だけに留まらず、舞台の一部です。
 
わたしは搬入・搬出を手伝うのが好きです。
さっきまで舞台で演じていた俳優・女優さんも一緒になって、
衣装や照明、大道具をトラックに運んでいきます。
 
その手際はどの劇団もすばらしく、あんなにたくさんの荷物をトラック一台に
隙間なく詰め込んで、次の公演会場へと旅立っていきます。
劇団によって個性があって、少しずつやり方も現場の空気も違います。
それぞれ積み重ねてきたものなんだなぁと思います。
 
 
今年は阿南市民劇場として初めて会員手帳を手作りしています。
会員数が減り、市民劇場の会計事情はまさに火の車。
一時は阿南だけで1500人を越える会員がいましたが、
今やその三分の一にも満たない人数です。 
 
会員手帳の手作りは経費削減の一環。
事務局に幹事たちが夜な夜な集まって、ひとつひとつ丁寧に作業します。
 
両手は作業に取られても、口は自由なもんですから会話が弾みます。
先日の公演の感想や次の公演のこと、好きな俳優・女優さんや演目、
畑に実った作物、自慢の料理のレシピ、家族、孫の話、最近の若いもんのこと、
政治のこと、事業仕分けのこと、環境のこと、とめどなく広がります。
 
どこかでこんな風に、大事な家族や仲間と会話が
行われていることを願っています。
 
文化とはこうして作られていくんだなと実感する今日この頃です。
 
この小さな火を途絶えさせないようにしていきたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
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