月と干潟

干潟と言えば、有明海、諫早湾。
あの干拓事業のギロチンの映像は、今でも目に焼き付いてます。
 
干潟とは潮の干潮で泥が見えたり、隠れたりする場所。
ここ徳島、吉野川にも河口干潟というのがあって、
第十堰までの14.5km区間は、大小たくさんの干潟があります。
 
今日5月16日は“水辺の教室”初参加の日。
もっと川のこと、徳島のこと知ろうとボランティアスタッフを
始めました。
 
朝、住吉のグラウンドの端っこで川を眺めました。
さすが吉野川の河口、川幅が広いです。
遠くの水の流れに目を奪われつつ、足元を見ると、無数の穴。
「たまちゃん、足音立てたらあかん!」
いきなり今日会ったばかりの小学生に怒られます。
 
「しーっ!」
しばらくするとその穴から小さい蟹がひょこ、ひょこひょこっと次から次へと現れた。
「あー(声を殺して子供たちとアイコンタクト)」
 
今日の河口干潟の主役はシオマネキ。その名の通り、潮を招く蟹?
シオマネキの雄は異常に右のはさみが大きい。
ふだん左右対称に見慣れている分、不思議に感じるが、
それがシオマネキ。
 
干潟の蟹たちは砂や泥に含まれる有機物やバクテリア、藻類なんかを
こしとって食べるので干潟を浄化する役割を持ちます。
(でも浄化できないものもある。人間が作ったビニールや空き缶・・・。
そのまま川の底に溜まるか、海へ。)
それから、渡り鳥たちは遠いロシアやオーストラリアに向かう途中の中継地点に
ここ干潟で一休みします。干潟は鳥達のレストランであり、国際空港なのです。
(干潟博士、とくしま自然観察の会 井口さんのお話より)
 
普段なにげに見ていた川だけど、こんなに広く世界と繋がっているんだね。
 
満月や新月に近い大潮のときは潮が一番引くとき。
干潟にいるシオマネキやトビハゼたちは元気元気。
渡り鳥たちも旅の支度に大忙し。
 
干潟の生き物たち、それに繋がるすべてのものが、
月ととても深く結びついてる。
今度、空の月を見上げたときは、干潟の生き物たちのことを想像してみよう。
 
 
 
 
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